齋藤学選手 前十字靭帯損傷 なぜ?
前十字靭帯損傷
全治8ヶ月。
マリノスにとっては大ダメージ。
焦らずゆっくり治してほしい。
今回は、
・前十字靭帯損傷とは?
・なぜ齋藤学選手が前十字靭帯損傷してしまったのか?
・学のリハビリから復帰まで。
前十字靭帯損傷とは?
膝の中にある靭帯です。
前と後ろにクロスしている靭帯がある。
前側についているのが、前十字靭帯。
ACL単独損傷20%~30%
半月板との合併が50%
となっている。
学は半月板は大丈夫だったのかな?
ぶつかって損傷するパターン(ラグビーなど)とぶつからずに損傷するパターン(ジャンプの着地など)があります。
膝を捻って着いたりすると、損傷しやすい。
なぜ学が前十字靭帯損傷してしまったのか?
・2日前120分試合に出たこと(疲労)
これはかなり影響している。
怪我したシーンをみると、出足が遅れたせいで相手のタックルにより足首が芝生に引っかかり、膝を捻っているようにもみえる。
もし、120分出ていなかったら…と考えてしまう。
・監督、コーチとのコミュニケーション
監督はスタートから試合に出したい。
学も試合に出たい。
フィジカルコーチは学のコンディションをどうみていたのか?
2日前120分試合に出た選手と、監督、フィジカルコーチはどういうコミュニケーションをとっていたのか気になる。
・体の使い方
ここ最近の動きを見ていると硬い感じがした。
やっぱりケガのリスクが高くなってたのかな?
これについてはこちらの記事をどうぞ。
http://yfm-pt.hatenablog.com/entry/2017/09/07/191541
〜リハビリから復帰まで〜
どんな流れ?
・手術
皮膚や組織を切っているので、2、3日は激痛。
まずは、アイシングなど行い、炎症を抑える。
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・リハビリ開始
2、3日後から、リハビリ開始。
軽く膝を曲げたり伸ばしたりする練習を行う。
反対の足の筋トレも行う。
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1週間後くらいから、歩行器や松葉杖をつかい体重をかけていく練習をしていく。
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退院
2.3週間すると、
曲げ伸ばしも出来るようになり
杖なしで歩けるようになる。
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4週間くらいすると、
スクワットやエアロバイクを始める。
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8週間くらいで
ステップ、カッティング、
などスポーツ動作練習をする。
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3ヶ月〜スポーツ復帰
試合に出れる体作り
まとめ
・2日前の天皇杯で学が120分出なければならない状況だったこと。
・監督、フィジカルトレーナー、学のコミュニケーション
・この一年で学の体つきが変わっていること(体が硬い)
やはり
ケガをしてしまうリスクは高かったのではないか。
スポーツ復帰までのリハビリは地味で目に見える結果が出にくい。
地道にやっていくしかない。
1人で地道にリハビリを続けていると、
心が折れそうになるときがくる。
そんなときは、一緒にリハビリをする、
フィジカルトレーナーや
サポーターの力が必要。
学がこの壁を乗り越えて
再びマリノスのユニホームを着て
試合に出る時をサポーターは待っているよ
と、
毎試合横断幕を掲げて
伝え続けたい。