膝蓋腱炎は骨盤の傾きと関係する!
前回は、中澤佑二選手の膝のテーピングについてお話しました!
しかし、膝蓋腱炎(膝の痛み)をとるには、
膝にテーピングするだけではなく、
なぜ、膝に痛みが出たのかを考えなくてはなりません。
ということで、
今回は、膝蓋腱炎を骨盤から考えます。
骨盤は体の中心に位置するので、
非常に重要です!!
①骨盤の傾き
骨盤の傾きは大きく分けると
2つのタイプがあります。
骨盤前傾タイプ
喜田選手は骨盤が前に倒れていて
(イメージ的には反り腰?)
重心が前にあります。
ハムストリングス優位
に使います。
骨盤後傾タイプ
パクジョンス選手は骨盤が後ろに倒れていて、
(イメージ的には猫背?)
重心が後ろにあります。
大腿四頭筋を優位に使います。
この重心がポイントです!!!
みなさんもう、気づきましたか???
前回のブログでは
膝蓋腱炎は、
大腿直筋の使いすぎです!
とお伝えしました!
骨盤後傾→重心後ろ→大腿直筋優位に働く
その結果、膝蓋腱炎につながりやすいです(°_°)
DF は中腰姿勢で構えることが多い。
また、競合いのジャンプでも膝に負担もかかる。
そのため、大腿直筋に負担がかかりやすいといえます。
ちなみに、栗原選手は、
骨盤前傾→重心が前→ハムストリングス優位
に使いやすいです!
そして、この前
ハムストリングスの肉離れ
をしましたね😢😢
まとめると
膝蓋腱炎(膝の怪我)は、
骨盤の傾きもみる必要があります!!!
以上いーちゃんPTでした😃
中澤佑二選手のテーピングについて
最近、偉大な記録を更新した中澤選手!
なんと
140試合連続フル出場😳😳😳
(2013年7月6日の大分トリニータ戦から
連続フル出場の過程で、イエローカードは2枚しかもらっていないらしい。)
さらに、食生活や睡眠にもストイックで自己管理が徹底されてるらしい。
本当にリスペクトっす。。。
まだまだ、いろんな伝説がありますが、
こんなところにしておいて、、、
今回は中澤選手のテーピングの巻き方から、
どこが痛いのか?を予測します!
どこが痛いのか?
おそらく、、、
膝蓋腱炎(ジャンパーズニー)
あたりなのではないでしょうか!!!!
膝蓋腱炎とは?
めちゃくちゃ簡単に説明すると
大腿直筋(ももまえの筋肉)
の使いすぎです!
オスグッドもそうです!
オスグッド=成長期
ジャンパーズニー=成長期の後
イメージ的にはこんな感じです!
特にディフェンスは、
競合いでのジャンプなど膝を曲げる動きが多いので、負担がかかりやすいです。
テーピングの巻き方
赤い線を見ると、U時に巻いているテープがあります。
これは、お皿を上方向に誘導しています。
お皿を上方向に誘導すると、、
大腿直筋が働きやすくなります!
大腿直筋の遠心性収縮を考えると、
お皿は上方へ移動する。
それの手伝いをしているのが、このテープであり、
このテープを選択する場合は、あくまでも制動ではなく、
誘導テープなのではないかと思います。
結果、中澤佑二選手の膝の痛みは、
おそらく軽度であり、
膝蓋腱炎というより、
予防のためのテーピングで
大腿直筋のサポート
くらいをイメージしてテーピングをしているのではないでしょうか?!
(あくまでも予測です)
余談ですが、
マリノスのトレーナーさんは、なんのテーピングを使ってるんだろう?
テーピングの貼り方もきれいだし、剥がれにくそう。さすがはマリノストレーナー。
知ってる人いたら教えてください!笑
ただ、
開幕戦から、ずっとテーピングを巻いているということは
根本的には治っていないということですよね?
その根本的な原因を見つけるのが、
我々理学療法士の得意分野です。
次回は、その辺を絡めて、ブログを更新しようと思います😁
以上、いーちゃんPTでした!!!